2015年 11月 25日
【撮影ツアー☆レポート】人間ろくろ製法☆コンポンチュナン
古よりコンポンチュナン州は陶器を造る土地と
して知られてきマシタ。素焼きの陶器を荷馬車
に乗せてモイモイゆっくり行商に。カンボジア
各地で見かける光景。コンポンチュナンで製造
された陶器はカンボジア国内で使われていまス。
コンポンチュナン州の象徴!陶器の記念塔なり。
軒下では素焼きの陶器をつくる女性たちの姿が。
今ではドイツ人が導入したというろくろを使う
方も多いようですが、昔からの伝統的な製法を
守るおばあちゃんがいらっしゃるということで、
一軒のお宅を訪問。人間ろくろと呼ばれる幻の
製法に出会いました。グルグル目が回るほどに
自分が回転する様子を勝手に頭に描いていた私、
その優美なる動きにすっかり魅了されてしまい、
うっかり動画で撮影するのを失念。大変貴重な
製法を拝見し、ただ静かに見守っておりました。
女性たちが出稼ぎのために村を離れる現実のなかで
スタートしたカンボジア伝統陶器復興プロジェクト。
アンコール王朝にはクメール焼と呼ばれた優れた
陶芸技術があったと云われていますが悲劇の歴史
の中でその技術は失われてしまいました。経済的
自立と生活レベル向上を目指してカンボジアの人
たちの誇りと自信を取り戻そう!と立ち上がった
のが日本の益子焼の職人たち。産地の村おこしと
しての意義もあり、農村に暮らす女性たちの生活
レベル向上をも目指す意欲的な取り組みなのデス。
お話を伺い、プロジェクトの意義を再確認しました。
プロジェクトの立ち上げに尽力する通訳家・翻訳家
の山崎幸恵さんにも再会。受け入れていただき感謝。
彼女に聞いた水祭りの陶器市のお話。今年は中止と
なってしまったプノンペンの水祭りですが、明日と
明後日の2日間、コンポンチュナンでは陶器市なる
おまつりが開催されるそうデス。満点の星空と満月
の下で語り合う。想像するだけでもアメージング!
ツアーを企画して陶器市を訪れたい。来年はぜひに!
プノンペンから約2時間のコンポンチュナン。訪れて
みたいと思ったアナタ。お手配可能デス。ご連絡を!
(株)ピース・イン・ツアー
TEL:03-3207-3690
http://www.pitt.jp/
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