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ココナッツのめぐみ①

南国の植物といえば…ヤシの木!初めてカンボジアを訪れた
十数年前(遠い目…)、青々とした田んぼのなかにヤシの木が
数本まばらに聳える景色が心にやきついて離れなかったコトを
思い出しまス。荒波にもまれる日本海に面した北国でしか暮ら
したことのない私にとって憧れの光景だったのかもしれません。

カンボジアではお馴染みのヤシの木は、人々にとって必要不可欠
な植物で、その果実ココナッツの用途は多種多様。未熟な果実は
鉈で割って穴を開け、ストローをさして飲むココナッツジュースに!
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先月訪れたサムロム村では、ウェルカムドリンクにいただきました。
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クメール語では「タック・ドーン(ココナッツの水)」。水質の安定して
いないカンボジアではまさに恵みの水。スポーツドリンクに少し酸味
を足したような味わいで、昔は点滴代わりに飲まれていたそうです。

1個で約1リットルのココナッツジュースがいただける…ということで、
全部飲み切るのは至難の業。はじめは5人ぐらいで試してみるのが
妥当なトコロ。利尿作用もあるので、長時間の移動には不向きカモ?

飲んだあとのお楽しみはコチラ!ぷるぷるの果肉です。クメール語
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では「サイッ・ドーン(ココナッツの肉)」。そのままやないかとツッコミ
たくなります。Pitaのサキさんがおいしそうに食すトコロを隠し撮り。
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余すことなく貪欲に摂取。食べるモノには困ることのない資源豊富な
カンボジアにて、利用価値の高いココナッツは大変重宝されていまス。

おまけ☆
サムロム村は、Pitaガイド、サロンさんの親戚が約150名暮らす土地。
齢80越えのジェイ(おばあさま)がストローを差し出してくれましたの件。
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その心遣いが嬉しい・・・。歳なのカシラ?自分の
祖母を重ね合わせ、郷愁に駆られてしまいました。

次回は、完熟ココナッツをば。
さらなる魅力をお伝えしまス!

by SKAPIT | 2013-05-24 00:03 | カンボジア